ガムテープの粘着跡は、こうすればびっくりするほどキレイに取れる

壁や家具にガムテープでとめた跡、ディスプレイ用に布や衣類にガムテープを使ってとめた跡、窓ガラスや玄関にいたずらで貼られたガムテープ、タイルや壁紙についたガムテープ跡、車のダッシュボードについたガムテープ跡など強力でベタベタしてなかなか粘着跡がとれません。

その場合は、ドライヤーやマニキュアなどの除光液などをつかってきれいに取る事ができます。しかし、上手く取れないという失敗も多いようなのでとても大事なコツをひとつ教えます

時間が経過している程、ガムテープの跡は固くなってしまいがちですので、まずは柔らかくして、それからキレイに落とすというが基本的な手順です。

そして、ガムテープの粘着跡を拭き取るというのではなく、除光液などを染み込ませて柔らかくしてから、きれいに剥がすということが大事です。

たったこれだけのコツでいままで上手く取れなかったガムテープ跡をキレイに消すことができます。

コンクリート、タイルやお風呂場の浴室ドアや鏡、ステンレス製のシンクやキッチンなどのガムテープ跡もキレイになります。フローリングなども傷をつけずにきれいにする事が出来ます。

ガムテープの跡が固まったらドライヤーなどで温めて取りやすくする

ガムテープの跡は時間が経過する程、粘つきも固くなって取りにくくなってしまいます。そのような場合はドライヤーで温めて、まず柔らかくする事で取りやすくなります。

コツは、少しドライヤーを離し気味で温風を当てるという事です。あまり温めすぎてはいけません。様子を見ながら少しずつ温めていきます。

時間にすると3、4分くらいでよいかと思います。柔らかくする事が目的だということを忘れないようにしましょう。

アイロンが当てられるなら、アイロンを低温で当てるのも有効です。こちらも温めすぎないように注意してください。

場合によっては、温めるだけでキレイにガムテープの跡が剥がれる場合もあります。剥がれない場合は、無理をせずに、次の方法を試しましょう。

柔らかくなったガムテープの跡を取り去るには、除光液やはがし液を浸す

既に柔らかくなったガムテープの跡は、身近なものであれば、マニキュアの除光液やハンドクリーム、お酢などで剥がす事ができます。その他には、はがし液というものも市販されています。

そして、ここで大事な事は、どれも擦って使うのではなく、染み込ませて使うという事です。

従って、表面がツルツルのガムテープの跡をきれいに剥がそうと思ったら、まずは、表面の水をはじく部分だけ剥がしてやる事が大事です。

ノリ面に近い部分が露出してくれば、その部分に剥がし液を浸してやる事ができます。

もう一つの方法は、ガムテープの端を少しずつめくりながら、素材と粘着面の間に液を少しずつ染み込ませてやるという方法です。

そう考えるとマニキュアの除光液は量が少ないのが欠点です。しかし、ちょっとしたものを剥がすのには身近なので使いやすいでしょう。

ハンドクリームは染み込みにくいという欠点があります。しかし、壁など液だれするようなところにはハンドクリームは適しています。

お酢は浸して使うのに適していますが、臭いの問題があります。

シールはがし液と呼ばれる専用のものは、スプレータイプが多く、広い範囲のガムテープの粘着跡をとるのに適しています。

スプレータイプを使う場合でも、しっかりと液を時間をかけて染み込ませるというが大事です。

壁などに使う場合は、キッチンペーパーなどをを使うと失敗が少なくなります。あらかじめキッチンペーパーにスプレーして、十分に成分が染み込んだキッチンペーパーを湿布のようにはってやります。

ライターのオイルやベンジンやシンナー、アルコールなどでももちろん取れますが、染み込ませて使うより、仕上げに細かい粘着跡を拭き取るのに適していると思います。

染み込ませて使うには臭いが強いので注意が必要です。

柑橘類の皮を使うという方法もあります。柑橘類に含まれるリモネンという成分が市販の剥がし液にも使われています。

しかし、柑橘類の皮は、染み込ませるだけの液がでないのでこれも薄い粘着跡を拭き取るのに使うのがよいでしょう。

どれを使うにしても、コツとしては、ガムテープの粘着跡に時間をかけて染み込ませるということです。有効成分が染み込む事で、剥がしやすくなります。染み込ませながら、少し時間を置いたりする事で、キレイに剥がすことができるのです。

その為、セロテープやテプラなどには向きません。染み込ませる事が出来れば、多くはきれいに剥がす事ができます。

よくある失敗としては、布やティッシュなどに除光液、オイルやベンジンを染み込ませ、それで擦って取ろうとする事です。それでは上手く取れません。

むしろ、湿布を貼る時のように、除光液などを染み込ませた布やティッシュをガムテープの粘着跡に貼付けて、5分程度の時間を置いてから剥がしていくという感じです。

ガムテープの粘着跡に布やティッシュをあらかじめかぶせておいて、そこに液をしみ込ませると言う方法でもいいかと思います。

剥がしたい素材によって、使うものを替えて、徐々に強力なものを試していくのが失敗がありません。特に傷つけたくない素材は、目立たない所で試してから使いましょう。

衣類や服、紙などについたガムテープの跡には、ミツワのソルベントを試す

ミツワのソルベントは揮発性が非常に高いのでシミになりにくいという特徴があります。

日本ブッカーという図書館で扱う商品を揃えている会社のホームページには、ミツワのソルベントが分類ラベルの剥がし用に販売されているくらいです。

つまり、紙についた粘着跡も、紙にしみを付けることなくきれいに取り去ってくれるのです。

服などの衣類や紙、壁紙や傷がつきやすいプラスチックなど、跡を残したくないものに有効です。

揮発性が高いので、ふたを開けておくとすぐに空になってしまいます。その為、換気をしっかりし、使う際もマメに蓋を閉めてください。指などにつくと皮膚が乾燥しますので、手袋をして作業しましょう。

たっぷりと染み込ませれば、布やウェットティッシュなどに染み込ませて使ってもきれいにとれるようです。シミにならないわりに強力な効果を発揮します。

まずは見えない場所でシミにならないことを試してから使ってください。コツは、今までと同じく、ガムテープの粘着跡に染み込ませるか、もしくは、粘着跡と素材の間に液を流し込むようなイメージで使うということです。

布などの衣類や服に使う場合は、最初に染みにならない事が確認できれば、ガムテープの粘着跡の反対側の面から浸してやると上手くいきやすいです。

つまり、衣類や服を通して粘着面に浸透させます。除光液や剥がし液では、この方法を使うとシミになってしまうのでかなり有効な方法です。

まとめ

  1. ガムテープの粘着跡は、剥がし液などをたっぷりと浸して柔らかくして剥がす。
  2. 表面がツルツルのガムテープは、表面のツルツル部分をあらかじめ取り除いておく。
  3. 表面から剥がし液が染み込まない場合は、端を少しめくった隙間から、素材との間に液を染み込ませる。
  4. シミをつけたくない衣類や紙、壁紙などはミツワのソルベントを試してみる

お読みいただきありがとうございます。ランキングに参加しています。下のバナーをクリックしていただくと、ランキングの順位が上がり、励みになります。
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


人気ブログランキング

この記事はあなたのお役に立ちましたでしょうか?もし少しでもお役に立てれたのなら、他の方にも下のボタンから共有をお願いします。また、ご意見やご感想などありましたらお気軽にコメントをお願いします。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする