冷蔵庫をクレーンで4階まで吊り上げ搬入した料金は26250円

私が670リットルの大型冷蔵庫をクレーンで吊り上げ搬入した料金は26250円でした。

頼んだ業者は、引越し業者ではなく、ピアノ運送業者です。

高いか安いかはそれぞれの立場によって違いますが、私としては、どうしても欲しかった670リットルの冷蔵庫を、我が家のリビングである4階まで搬入できたということで、申し分のない金額でした。

大型スーパーが増えて、家庭でも買いだめが普通になりつつあります。我が家は5人家族で、子供は3人とも男の子です。体はまだ小さいものの、それなりの量を食べてくれます。また、子供の送り迎えで時間を使いますので、お買い物はできるだけ1度に済ませたいものです。

そこで、できるだけ大きな冷蔵庫を買い替えの時に検討するのは、ごく普通の成り行きであります。

しかし、我が家のように鉄筋コンクリートの家で4階にキッチンがある家は大変です。エレベーターなどありません。階段を人が担いでいく大きさの冷蔵庫など知れています。

しかし、大きな冷蔵庫が欲しい。それが我が家の悲願でした。

ヤマダ電機で搬入の見積りは、冷蔵庫を買ってから

早速、ヤマダ電機に向かいました。担当の方は補償がどうのこうのと説明しますが、それよりも冷蔵庫が家に搬入できるかどうかが問題です。

そこで、単刀直入にクレーンなどで搬入は出来ますか?と聞いてみますと、まずは冷蔵庫を買ってください、話しはそれからだ、みたいな感じで対応されました。

ということで、仕方がないので、まずは冷蔵庫を購入し、そして運搬の見積りの為に業者を呼んででもらう事になりました。

そして、運搬業者が我が家にやってきて、メジャーで入り口を計ると、すぐに「無理ですね」という返事を頂きました。それは当たり前です。搬入できない事を承知で買っていますから。

そこで、「この大きさですと、クレーンでベランダから搬入しないと入らないと思いますが、クレーンの見積りは取れますか?」と尋ねて、見積りをもらう事になりました。連絡は電話でするということです。

そして、出た見積りが「大体、5万円くらいからになります。詳細は、現地を見てと言う事になります。」という返事でした。ちょっと高いなと思ったので、「他で見積りを取ってみます」と返事をしました。

引越し業者にも見積りをとりました

そこで、引越し業者に見積りを取る事になりました。そんなことなら、最初から業者に見積りを取ればよかった訳です。

ヤマダ電機は、入らなければキャンセルという条件で購入したので、その日にキャンセルをしておきました。

そして、引越し業者に見積りを取る為に電話をしますが、大手の引越し業者4社に電話して2社が即答でできないという返事。残りの2社は、折り返し電話をもらうと言う事になりました。

そして、1社はやはり、5万くらいからで、詳細は現地を見ての見積りとヤマダ電機の業者と同じ回答でした。そして、のぞみの最後の1社は2日くらい経過してようやく連絡がありましたが、回答は無理と言う事でした。

クレーンで搬入するならピアノ引越しの専門家に頼むのがいい

そもそも、お金を払えば出来ると思っていましたが、どうも5万円という金額の提示は、こちらに諦めて欲しいと言う額のようです。

確かに5万円と聞くと、躊躇してしまいます。では、それくらいかかってもいいので搬入したいと見積りを取れば、最終的には無理と言う返事をもらっていたかもしれません。

それに、2階ならまだしも、4階というのはさらに高いハードルとなるようです。

5階以上の建物はエレベーターが義務づけられていると思いますので、実質、人の手による搬入の最上階の高さと言えるかもしれません。

そこで、ネットで調べるうちに、ピアノの引越し業者で調べるとよいというような情報を手に入れました。早速、「ピアノ 引越し」とググって、地元の業者を2者ピックアップしました。

そして、最初の1社は3階までなら大丈夫だが、4階になると大型のクレーンを借りてくるので別途見積りになると言う回答で、やっぱりダメかと諦めかけたのですが、もう1社の回答は4階でも大丈夫と言う事。

金額は、思ったより安く、現地を確認して搬入が可能なら受けると言う返事でした。

我が家はベランダはかなり大きいサッシがついているので、電線などの障害物がなければかなり大型のものも搬入できます。そして業者が我が家を確認しに来て、搬入は可能と言う返事をもらいました。ようやくと言う感じです。

搬入できるならネットの最安業者で大型冷蔵庫も買える

搬入が可能と業者から返事をもらったので、改めて冷蔵庫の選定を始めました。もう大きさを考える必要はありません。そこで考えたのは、日本で一番大きい冷蔵庫を買うと言う野望です。

私は、実はアメリカはロサンゼルスで仕事をしていた経験があり、アメリカでの冷蔵庫の標準を知っていました。

牛乳やオレンジジュースはガロンという、ガソリンで聞く単位で普通にスーパーに売っていますし、コーラは1ダース単位で買うのも普通です。

もっと驚きなのは、ハーゲンダッツがハーフガロンという、これまたガソリンのような単位で売られている事です。七面鳥などは、一羽丸ごと棚に並んで売られています。

一番上の小さいサイズが、日本で売られている一番大きいパイントのサイズです

このような生活を経験したものとしては、そのような大きなものが平気で入る冷蔵庫の魅力を知ってしまっていた訳です。そこで、我が家にもそのような便利な冷蔵庫が欲しいと言う熱望を密かに抱いていたのです。

しかし、大型冷蔵庫で一つ注意すべき点があります。それは故障です。もし故障したら、冷蔵庫を外に運び出すと言う事はさすがにしないと思いますので、修理代に加えて出張費なるオプション料金がかかる事を覚悟しなければいけません。

うきうきしながらネットで最安の大型冷蔵庫を探しましたが、延長保証に入ると結構な料金になってしまいます。それに配送の時間指定が出来ないと、ピアノ引越し業者と引き継ぎが上手くいきません。

そこで、結局ケーズデンキで購入を決めました。冷蔵庫は10年保証が無料でついてきます。配送の時間指定も可能でした。

ピアノ引越し業者が我が家にやってきました

そして、ついに搬入当日、ピアノ引越し業者は、ユニックでやってきました。ユニックとは、クレーン車ではなく、トラックの後ろにクレーンのついた車です。意外にコンパクトな車で来たのでちょっと驚きました。

ここの業者は、搬入と搬出がセットの料金となっています。どちらか一方でも金額は変わらないと言う事でした。ということでかなりお得な気がしました。

そして、無事、設置が完了しました。きちんと冷蔵庫を置きたい場所に配置してくれました。

搬入料金は26250円(当時消費税5%)

当時はまだ消費税が5%の時です。しかし、5万円という見積りを最初に聞いていたので、とてもお値打ちに思えました。

まあ、妥当な金額ではないでしょうか。もし、大型冷蔵庫の購入を検討していて、2階などの搬入を考えている方がいましたら、ピアノ引越し業者に見積りを依頼してみてはいかがでしょう。

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