餃子をパリパリ、ジューシーに焼くには火をつける前にお湯を入れろ

餃子をパリパリ、ジューシーに焼きたかったら、火をつける前にお湯を投入して、蓋をしてから焼けばいいだけです。

そんな簡単な事でと思うかもしれませんが、我が家ではこの方法を採用してから失敗した事がありません。もちろん、それまでにはたくさんの失敗もありました。

写真付きで手順を説明していますので、是非、お試しいただきたいと思います。自分史上最高の餃子が焼ける事を保証します。

我が家ではあまりに上手に焼けてしまうため、外で餃子を食べるという習慣がなくなってしまいました。

冷凍でもOK!誰でも簡単、フライパンに並べて、お湯を入れて、蓋をして火をつける

手順は簡単です。

火をつける前のフライパンに油を引き、餃子を並べ、お湯をたっぷり入れる。そしてフライパンに蓋をしてから火をつける。

こうする事によって、フライパンに引いた油が水とともにフライパンの中で巡回し、油が餃子を包み込み、水分を逃さないようにコーティングしていきます

餃子が油でコーティングされると、必要以上に皮がベタベタになりません。

そして、必要な水分も皮から逃げずにちょうど良い食感に仕上がります。そして、餃子の皮は油を適度に含んだ小麦色に焼けます

一方、油のコーティングが上手くいかないと、下の写真のように餃子の皮は白っぽい色に焼き上がります。皮の水分が必要以上に飛んでしまいます。

家庭で焼く餃子が上手く焼けない理由は何でしょう?それは使っている鉄板にあると思います。多くの家庭ではテフロンのフライパンを使っています。

しかし、お店で焼く餃子は、鉄のフライパンで焼いています。油をしっかり含んだ鉄のフライパンです

ここにお店で焼く餃子と家庭で焼く餃子の違いが出てくるのです。

パリッと焼けていますが、皮から水分が必要以上に飛んでしまっています。

知ってた?!お店の餃子が上手く焼けるのは鉄のフライパンだから

餃子を最初から蒸すと上手に焼ける理由は、それは油のコーティングが肝だなと確信できます。

最初にたっぷりのお湯で餃子を蒸す事で、皮に水分が行き渡り、蒸気とともに立ち上った油がそれをコーティングする。

これによって皮の水分が適度に残った食感になる。皮の色は小麦色でモチモチと柔らかい食感になるということです。

一方、最初に餃子を焼いてしまうと、油が焼き面だけについて、他の部分には行き渡りません。その為、皮が乾燥してちょっと堅くなってしまいます。

そこで気がついた事があります。お店の鉄板やフライパンは鉄であるということです。しかも油を吸った鉄です。

だから、最初に餃子に焼き目を付けた後、お湯を投入すると、同時に鉄に含まれている油が餃子をコーティングするのではないかと思ったのです。

お店の餃子は、最初に焼いてから蒸すのに、上手く焼けるのはこの鉄板のおかげではないでしょうか。

家庭で使うフライパンはテフロン加工のものが多い。当然油は吸っていない。だから、途中で油を投入するか、最初から油と水で蒸すかしなければ、お店のような焼き上がりにならないということです。

家庭でテフロンのフライパンで餃子を焼くなら、最初に焼いてはいけない

我が家ではテフロンのフライパンを使っています。

以前は餃子を最初に焼いて、焼き目を付けてからお湯を投入していました。そして、しばらく蒸した後に、最後に再び強火で焼いて、カリッと仕上げると言うよくあるレシピの通りに作っていました。

ですが、上の写真にあるように必要以上に、餃子の皮から水分が飛んでしまいました。

一見、カリッとしておいしそうに見えましたが、それは焼き目の所だけで、他の部分の皮の食感は悪く、皮が硬くなっていました。

最初に焼き目を付けますので、油はフライパンに面した部分の皮だけに吸収され、他の部分には行き渡りません。

これがもし、油を適度に含んだ鉄のフライパンであれば、焼き目を付けた後にお湯を投入し、蒸し焼きにする行程で、鉄に含まれた油がお湯とともに餃子を包み込んでいきます。

同じような事が、Youtubeで餃子の焼き方を解説している人の動画にも出てきました。

その人は、テフロンのフライパンを使っていましたが、途中で油をまんべんなく餃子に振りかけていました。

最初に餃子を焼いて、焼き目を付けますが、途中で油をふりかけてやる事で、油でコーティングすると言う行程を足しているのです。

Youtubeでも鉄のフライパンを使っていない人の解説動画では、このような行程がありません。それでも上手に焼けてしまうのは、フライパンの違いである事が想像できます。

皮がモチモチで、中がジューシーになれば、後は、カリッとするまで焼くだけです。これは時間がかかってもカリッとするまで待てばいいだけです。決して難しくありません。

試しに冷凍の餃子でも試してみましたが、焼き上がりは全く同じものができます。

冷凍の餃子は、油を入れたフライパンに凍ったまま並べればいいだけです。事前に回答する必要はありません。そして、お湯を注ぎ、蓋をし、火をつけて蒸すだけです。

あとは同じように作れば全く同じような焼き上がりになります。是非、お試し頂きたいと思います。

[写真付き] こうして餃子をカリカリ、ジューシーに焼く

油はちょっと多めの方がいいと思います。少ないと上手く焼けません。

油を延ばしながら焼きます。

お湯を入れます。水は止めた方がいいでしょう。まだ火をつけていません。

蓋をします。

ここでようやく点火です。火は中火です。

4分から5分程度。私の場合、時間は適当です。

餃子の皮の色が変わってきました。

餃子の皮がこれくらいになったら蓋を取ります。

水気を飛ばしていきます。火はこの時点で強火にします。

水気が多いと思ったら捨ててください。私はキッチンペーパーで拭きます。キッチンペーパーは餃子の皮にひっつくので要注意。

水気がなくなってきました。パチパチと焼ける音がします。

裏を見ると、いい感じの焼き目がついています。

完成です!

まとめ

  1. フライパンには油を少し多めに入れる(多すぎたら、後から捨てればいい)
  2. 餃子をフライパンに並べたら、火をつける前にお湯を入れる
  3. 蓋をして火をつけ蒸す(最初には焼かない)
  4. 餃子に火が通ったら水分を飛ばしてカリカリにする

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