ポテトの味付けパウダーの名前がわからない

フライドポテトの味と言えば、そのほとんどが塩味。それはマクドナルドの細いポテトでも、モスバーガーの大きなポテトでも同じ。

だが、しゃかしゃかポテトのようなネーミングで塩味以外のポテトもある。バーベキュー味だったり、チリ味だったり、たまに無性に食べたくなる。ポテトチップスでさえ、塩味だけでは飽きる。

ある日、思い出したように無性に食べたくなった。これは、最終的にあのポテトの味付けに使うパウダーは売っていないのかと思いいたるものの、その名前が分からず四苦八苦した話しだ。

そういえば、あんなポテトがあったっけな、と記憶を辿ると、それは確かホットチリペッパーのようなちょっと辛い味であった気がする。カラムーチョのような辛くも旨味のある味がポテトチップスのようなパリパリという食感ではなく、太めのポテトの食べ応えのある食感にその味が妙にマッチしていた気がする。

食べたくなったら、どこかに買いにいけばいいのだが、どこか思い出せなかった。

自分はファストフードはほとんど行かないが、行くとしたら大体決まっている。そうだサブウェイだ、と思い出し、ホームページを調べてみる。見つけた。ピリ辛バーベキュー味だ。

しかし、買いにいこうと思うかと言うと、自分の場合はちょっと待ったとなる。ポテトなんか自分で作ればいいと思うからだ。

なにせ、ジャガイモの値段などしれている。だがポテトと言えば、油で揚げる。それが面倒なので多くの人は手軽にファストフード店でポテトを注文するのだろう。

だが、このピリ辛バーベキュー味のポテトを食べたとき、これはオーブンで焼いているなと思った。確か、そのような説明もどこかで見た記憶がある。オーブンで焼くからカロリーも少ないという野菜が売りのサブウェイならではの発想だ。

そう、実はポテトは揚げる必要が無い。焼けばいいのだ。フライドポテトの食感を残したければ、切ったジャガイモに油をまぶせばいい。カリッとはいかないが、モスバーガーやサブウェイのような太いポテトの場合は、むしろそのような食感は求めない。

トースターでもいいし、オーブンでもいい。何と言っても我が家にはガスオーブンがある。パワーが違うし、ファンで空気を循環させるので適度に水分も飛ぶ。我が家ではポテトに油はつけない。ただ焼くだけだがおいしいポテトができあがる。

ところで、そのポテトの味付けパウダーとは何と呼ぶのだろう。ポテトはいつも作っているがいつも塩をふるだけだ。成城石井のようなところでも、このようなパウダーは見た事がない。いや、見た事がないのではなく、ポテトの味付けパウダーとはしらないから見過ごしている可能性が高い。自分の関心の無いものの記憶は、見てないものと同じくらい弱いものだ。

そこでネットで検索してみるが、「ポテト 味付けパウダー」というサジェスチョン(「ポテト 味」までいれると検索候補が検索窓に表示される)「ポテト 味 粉」で調べる人もいるようだ。

レシピも色々出てくるが、商品名や、そもそも食材の名前が不明のものの商品はあまりでてこない。だが、そこで「シーズニング」という言葉を見つけた。どうもこれのような気がする。

「ポテト シーズニング」で検索して見るとようやく見つかった。あの粉の名前は「シーズニング」というのが正解だ。

我が家はアマゾンプライム会員なので、買い物はほとんどアマゾンを使う。でアマゾンの中で色々とある候補の中から選んだのがバター醤油の味だ。バーベキューやチリ味も興味をそそられるが、日本人としてバター醤油の味はなんだか鉄板の味の気がする。

そもそもバターに醤油という発想は誰が最初にしたのか、ポテトのバター醤油なんて聞いただけで食べたくなる。

早速購入して試してみる事にする。オーブンを使うので、一緒にチキンも焼いておかずにしようと言う事になった。ポテトもチキンもオーブンで焼くだけ。嫁は楽がしたいとすぐにメニューをチキンにする。それくらい簡単なのだ。後は適当に野菜を切って並べれば完成だ。

このガスオーブンのいい所は、大きいので一度に焼けてしまう事。熱をファンで循環させるので放っておいてもトースターのように極端に焦げる心配が無いということだ。もちろん、長い時間オーブンに入れれば焦げてくるが、なんというかいい案配で焦げ目がつく。

難点は、電子レンジと別に置くスペースが必要なのと、ガス栓が必要になることだ。しかもばかでかい。

シーズニングをポテトにまぶす。

今日もよい焼き上がり。皮目もパリッとしてチキンもポテトも上手い。何と言っても子供ががっつく。好きな味なんだろう。余っても次の日に再び子供が喜んで食べる事だろう。

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