ゆで卵の薄皮が剥けないという人が最後に試すとっておきの方法

ゆで卵の薄皮が卵の白身にくっついて、なかなか上手に殻がむけないという経験はないでしょうか?我が家でも、この問題には長い事悩まされました。

これを読んでいる方の中には、ネットで紹介されている方法を全て試してダメだったという方も見えるかと思います。

しかし、今では、我が家ではおいしいゆで卵を毎朝、必ず食べることができるようになりました。

この記事を読むと、ゆで卵の薄皮がきれいに剥けずに、色々と試してもダメだった方も初めて知る、とっておきの方法を知る事ができます。

料理のプロの技、2週間くらい経過した古い卵を使え

これは鉄板ともいえる確実な方法です。

日本卵業協会のホームページに説明がありますが、新しい卵には「炭酸ガス」が多いそうです。この「炭酸ガス」が多いと卵と薄皮に隙間ができません。この為に、卵を茹でた時に薄皮が白身にくっついてしまうのです。

日本卵業協会 タマゴQ&A

1週間程経過した卵は、この炭酸ガスが殻の表面にある小さな穴から少しずつ抜けていって、卵と殻の間に適度の隙間ができます。

そうなれば、ゆで卵にした時に殻がむけやすくなり、さらに食感もよくなるそうです。

ためしてガッテンという番組でも、プロは冷蔵庫で1週間から2週間経過した古い卵を使うと紹介していました。さらに白身の食感がぷりぷりしている事も紹介しています。

料理のプロは必ず行なう、卵の穴あけ

薄皮がゆで卵の白身にくっついてしまうのは、卵と殻の間に隙間がない事が原因というのはわかりました。

卵の鮮度が落ちてくると、この隙間ができてくるのでゆで卵の殻がむきやすくなる、ということでした。

ということは、鮮度が高い卵も、この卵と殻の隙間を作ってやる事ができれば、同じような効果があるという事が想像できます。そして、このことは正しいようです。

卵のお尻には最初から空気が入った空間があります。ゆで卵を剥くと、一カ所は凹んだ場所がありますが、この場所の事です。

この部分には、卵と殻の隙間が存在します。ここにひびを入れたり、小さな穴をあけると中身が漏れることがありません。

そして、ゆで卵を作るとこの穴から炭酸ガスが抜けていきます。炭酸ガスが抜ける事によって卵と殻の間に隙間が出来、きれいにゆで卵が剥けるようになります。

さらに、この方法の良い所は、白身が飛び出さないという事です。

よくゆで卵を作る時に、卵の殻にひびが入って白身が飛び出す事がよくあります。しかし、プロの作るゆで卵には、そんな卵は一つもありません。それは、卵に穴をあけているからです。

この方法は、ママ友の間でもよく話題になりますが、上手くいく時とそうでない時があるようです。穴をあける位置がよくないと上手くいかないようです。

上手く穴があけられない方は、専用のグッズも販売されています。

簡単すぎて誰もやらない?!卵を茹でた後は、急速に氷水で冷せ

クックパッドの記事で、同じ鮮度の卵を同じように茹でて、そのまま自然に冷やしたものと、茹でた直後に氷水でしっかりと冷やしたものを比較しているものがあります。

そこでの結果は一目瞭然でした。氷水で急速に冷やしたものの方が全てきれいに殻がむけたのでした。

コツは、一気に氷水で冷やすという事です。ゆっくりと冷やしては上手くいきません。とにかく氷水を最初に用意して、素早く冷やす。そして、そのまま水の中でむくと、さらにむきやすくなります。

氷水で急速に冷やしたものは、卵の中身も急速に冷やされて縮んでいきます。その為、卵の薄皮と白身の間に隙間が出来るのです。これも今までの方法と原理は同じです。

また、この方法では、急速に冷やす事で卵の薄皮と白身の間に、熱い卵の蒸気が冷やされて、適度の水分の膜ができることで、より一層むきやすくなるようです。

クックパッドのつくレポでも評価の高い方法ですから、ほぼ間違いのない方法です。

新発見!水にレモンの果汁を入れて卵を茹でる

これは最近見た、比較的新しい方法です。

茹でる水かお湯に、レモン果汁を入れて茹でると言うものです。レモンの輪切りを入れるよりレモン果汁を入れるという方法の方がきれいにむけるようです。

方法は簡単。本当に、ゆでる前の水かお湯にレモン果汁を加えるだけ。

あとは、普通に茹でるだけなのですが、先程紹介した、冷水で冷やすのは行なった方がいいようです。

どんな場合でも、冷水で冷やすのは簡単ですし、手間でなければ氷水を使ってください。

冷やした水の中で卵を剥くと、薄皮と卵の間に水が入って剥きやすくなる事も変わりません。

褐色の殻の卵で茹でると、殻の色が変わりますので、何か卵とレモン水は特別な関係があるかもしれません。

最後の手段!電子レンジでゆで卵を作るグッズを使う

我が家ではこのグッズを使っています。新しい卵でも、ヒビを入れる事も、急速に氷水で冷やす事もなく、卵の薄皮がほぼきれいにむけます。

理由ははっきり説明できませんが、恐らく、電子レンジで卵をあっためると上手く炭酸ガスが抜けるのではないかと思います。

電子レンジを使うと、卵の中央から温まっていきます。その為、卵の中から外へ、炭酸ガスが抜けるのではないかと推察されます。

これは、我が家で偶然、ママが発見しました。容器に水を入れて後はレンジで温めるだけなので、思ったより手軽です。火加減を見る必要もなく、後はほったらかしでいいのです。

一度に作る数は限られますが、その分手軽なので、それ以来、我が家では毎朝の食卓にゆで卵が登場する事になりました。朝の忙しい時にも手間がかかりません。

同じパックの卵をお湯で茹でたものと比較したものです。

 上の写真はお湯で茹でたもの

こちらはグッズをつかって電子レンジで作ったもの。ほぼきれいに剥けます。

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まとめ

  1. 2週間程度経過した古い卵を使う。
  2. 卵を茹でる前に、卵のお尻に穴をあける。
  3. 卵を茹でる水にレモン水を加える。
  4. 卵を茹でた後は、すぐに氷水で冷やす。
  5. めんどうなら電子レンジでゆで卵を作るグッズを使う。

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