トーストの焼き方、バルミューダがなくてもふっくらサクサクにできる

トーストの焼き方のコツを少し知るだけで、びっくりする程美味しいトーストを食べる事が出来るようになります。

朝の始まりに、サクサクでもっちりとしたふっくらトーストを食べると、とてもよい一日がスタートできます。朝ご飯を食べたがらない子供も、喜んで朝食を食べるようになります。

我が家では、この方法を教えてもらってから毎日、美味しいトーストで一日が始まるようになりました。方法はとても簡単で、どこの家庭でも出来る方法が一つはあるはずです。それを紹介しましょう。

トーストの焼き方は、グリルを使うことでびっくりするくらいふっくらサクサクになる

トーストの上手な焼き方は、中はふっくら、外はサクサクと焼く事ですが、これには水分が大きく関係しています。

トーストの焼き方が上手くいかないのは、この水分がパンから抜けてしまう事が原因と言えます。普通のトーストの焼き方では、熱がパンから水分を奪ってしまいます。

では、トーストから必要以上に水分が奪われない焼き方は何かというと、ガスで焼く事です。もう少し正確に言えば、火で焼く事です。

私は、この方法をガス展でコンロを見ている時にメーカーの人から教わりました。実践して見るととても美味しいトーストが出来て驚いた事を覚えています。

どういうことかというと、燃焼、つまり火を使うと言う事は、同時に水を生み出す化学反応なのです。この水を生み出すと言う事がおいしいトーストを焼く秘訣なのです。

小学校か中学校で習いますが、燃焼とは可燃物が空気(または酸素)と結合する事で光と熱を伴いながら二酸化炭素と水を発生させる化学反応です。

ガスコンロやガスグリルを使うと二酸化炭素が発生しますので、必ず換気扇を回して換気が必要になります。同じようにガスヒーターや灯油ストーブでも同じです。そして、エアコンでは絶対に発生しない水蒸気が発生します。

冬の寒い部屋でガスストーブや灯油ストーブを使うと窓などに結露が出る事を経験する人も多いでしょう。燃焼、つまり火を使うと水が発生するのです。

ガスコンロについているグリルを使うと、適度な水分を発生させながら焼くのでバルミューダのように水蒸気を発生させながらトーストするのと同じような原理でふっくらサクサクと焼き上がるのです。

トーストの焼き方で、オーブンレンジを使う方法は止めた方がいい

トーストの焼き方でグリルを使う代わりにオーブンを使う方法も思いつくかもしれません。しかし、オーブンでトーストを焼くのはあまりメリットがありません。

まず、家庭用のオーブンは電気のものが多いです。電気オーブンでトーストを焼くなら、普通のトースターを使うのと変わりありません。

では、ガスオーブンはどうでしょう?しかし、ガスオーブンも問題があります。

それはガスオーブンには熱を均一に行き渡らせる為の協力なファンがついている事です。このファンがパンから水分を逆に奪ってしまいます。

中にはスチームを使った電気オーブンもありますが、これは原理的に言えばバルミューダのトースターと同じですから、ふっくらサクサクに焼き上がると思います。しかしグリル程、手軽でないのが難点です。

トーストの焼き方は、トースターでも霧吹きを使えばガスグリル並のふっくらサクサクのトーストが出来上がる

しかし、最近ではIHコンロも普及していますので、ガスグリルのない家庭も多くあると思います。その場合は、霧吹きを使いましょう。

トーストの焼き方を成功させる秘訣は水、つまり水蒸気なのですから、それをあらかじめパンに吹きかけてやればいいのです。

この霧吹きを使うトーストの焼き方は、普通の市販トースターでも使える方法です。パンを差し込むタイプのトースターでも使える方法です。一人暮らしの人は、そもそもコンロもグリルもないでしょうから、この方法を使いましょう。

もちろん、焼きながら水蒸気を当てる訳ではないので、出来上りに違いはあります。でも、普通にトースターで焼くトーストの焼き方よりも、断然美味しい焼き上がりになります。

方法は簡単です。焼く前にパンに霧吹きで水を吹きかけるだけです。霧吹きがなければ、軽く水をパンに振ってやってもいいでしょう。最初はコツが要りますが、よっぽど水を付けすぎなければ、そこそこ美味しく焼き上がります。

この方法は、凍ったパンを美味しく焼く方法でもあります。凍ったパンは、水分がパンから奪われて氷の結晶になって外に出てしまいます。凍らせたパンがパサパサになるのは、凍らせる事で水分が奪われ、さらにトーストする事で2重に水分が奪われてしまう事が原因です。

そこで凍らせたパンは、少し水を振ってやると、失われた水分を取り戻すとともに、さらに焼き上がりにも十分な水分を保持できる量があれば、ふっくらしたトーストに変身するのです。

トーストの焼き方でフライパンとバターを使うと、ふっくらサクサクのバタートーストが簡単に出来上がる

霧吹きを使ってトースターで焼く方法より、もっと美味しく焼く方法があります。この方法はガスグリルよりもさらに美味しいトーストを作る焼き方です。

それは、フライパンを使う事です。直接火がパンを焼く訳ではないので水蒸気がパンの焼き方に影響を与える方法ではありません。その為、フライパンで焼くにはバターもしくはマーガリンなどを一緒に使って焼きます。

この方法の利点は、バタートーストが最初から出来上がってしまう事です。上手く焼けた極上のトーストも、バターを塗ると染み込むまでにやや時間がかかります。しかし、この方法であれば、そんな待ち時間はなくなります。

しかも、バターのしっとり感とカリカリ感が同時に味わえます。これは言って見ればクロワッサンのサクサクの原理と似た方法です。

トースターやグリルのように、放っておけば焼き上がると言うものではありませんが、手間をかける分、出来上りは信じられないくらいおいしいトーストが焼き上がります。

方法は、フライパンを十分に温め、バターもしくはマーガリンを投入します。固まりが溶けきった所でパンをその上に置きます。出来るだけ強火で焼きましょう。たまに焼け具合をチェックしながら適度な好みの焼き色がついたらひっくり返します。

両面バターのリッチテイストが好みであれば、一度皿に取って、同じようにバターを溶かしてからもう片面を同じように焼きます。

しかし、片側だけバターで焼いても十分においしいトーストが焼き上がります。バターは通常、片面だけ塗りますので、片面だけでも十分美味しいトーストになります。

しかし、バターは塗りませんが、もう片面も好みの焼き色がつくまで焼く事を忘れないでください。裏返した時に、残ったバターが水分を閉じ込めるのに十分な役割を果たしてくれます。

この美味しさの秘密は、バターの水分がフライパンから上に上がるときにパンに吸収されることで得られるしっとり感と、さらにバターの油が水分を逃さないようにパンをコーティングするという二つの役割をこなすからです。

その為、中がふっくらとした焼き上がりになるのです。

しかも、それと同時に、バターの油がトーストの表面をカリカリに焼き上げます。バターを塗ってもパンの表面がしっとりしすぎずにカリカリになるって最高です。カリカリなのに、中はしっとりふっくらって本当に焼きたてのパンより美味しいかもしれません。

この方法は、バターの水分と油分がそれぞれの持ち味を発揮するとても合理的なトーストの焼き方です。

是非、一度お試しの上、毎朝の朝食を楽しいものへと変えてみてください。

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