ワイシャツの腕時計の汚れや襟の黄ばみはこうして予防する

白いワイシャツはビジネスにとって必需品ですが、いつの間にか襟元や袖、脇の下が黄ばんでしまった、ということはありませんか?一度、黄ばみが出るといつのまにかそれが濃くなって、とても着て歩けるようなしろものでなくなってしまった。そんな経験をしたことはないでしょうか。

我が家でもそうですが、洗濯の際には、洗剤と漂白剤を一緒に入れます。しかし、漂白剤を入れたからと言って、ワイシャツが白いままでいるということはあり得ません。気がつくと襟元はうっすらと陰を帯び、いつのまにかそれが黄色い線へと変わってきます。

暑い夏は、脇の下も要注意です。タクシーを止めようと思って手を上げたら、黄色く染まった脇の下を同僚に見せてしまったと言う恥ずかしい思いをしたことはないでしょうか?

暑いと思って、ちょっと腕をまくったら黄色い袖口がこんにちは、という経験がある人もいるかもしれません。

白と言うのは清潔なイメージですが、それが私のようなおじさんが不注意に黄ばみのついたシャツを着たらイメージとしては汚い親父のイメージそのままになってしまいます。

そんな事にならない為のちょっとした予防と、黄ばみのダメージが浅いうちに回復する方法をお教えしましょう。

我が家では洗濯はママのお仕事ですが、黄ばみの予防と、ダメージの回復はパパの仕事です。

ワイシャツの腕時計の汚れもきれいに取れる魔法のような方法

魔法のような方法と言っても、人によってはご存知の方も多いと思います。ただ、本当に黄ばみにならないかと言うと、それは試してみれば一目瞭然です。

私は革の腕時計をしますが、ワイシャツの袖に擦れてすぐに黒ずんできます。そのような経験をする人も多いかと思います。ですが、この方法を使うと、洗濯しただけでその黒ずみがきれいに取れます。これには正直、私も驚いています。ですから、必ず、袖にはこの方法を使って汚れを予防します。

ステンレス製などの金属製の腕時計をする人も、袖口は同じように汚れるようです。是非、試していただきたいです。

その方法とは、赤ちゃんなどのあせも対策などに使うシッカロールです。これを袖口や脇、そして襟元にはたくだけです。ポンポンとはたき、さらに一度、擦るように往復させます。そして、必ず、余分についた粉をはたいてください。

余分な粉をはたかないとスーツや腕時計が粉まみれになります。もちろん、スーツについても取れますが、埃がついたようなみっともない姿になりかねませんので十分に落としてください。粉がつかないくらいはたいても十分に効果があります。

後は、仕事が終わってから、ワイシャツを洗濯機にいれるだけです。本当にそれだけで落ちるのかと言えば、不思議なくらい落ちます。シッカロールの粉がワイシャツの繊維をコーティングしているのでしょう。

襟元も、脇も、袖口もきれいに落ちますが、私の場合、念のため、洗濯機に入れる前に漂白剤の原液を襟元、脇、袖口と塗ってから洗濯機に投入します。

特に私の場合は、革の腕時計の汚れが一番酷いです。ほんのちょっと着ただけでも袖に黒い線がつきます。白いワイシャツに限らず、腕時計をする時は、青いシャツやピンクのシャツでもシッカロールを塗ります。

お気に入りのシャツは、手洗いをします。そこで酸素系漂白剤の液体のものと粉のものを混ぜて、歯ブラシで袖口をたたいてやります。そして洗剤の入った水に付けますが、その時点できれいに落ちてしまいます。

それでも汚れが残ったらオキシドールとアンモニア水で漂白できます。

洗濯でほとんど汚れが取れてしまうのですが、それでも少しばかり汚れが残ってしまう事もない訳ではありません。しかし、皮脂のような脂は落ちてしまうので黄ばみにまで進行する事は私の経験ではありません。

そのような軽微な汚れであっても、早めに対処すればまったく真っ白のまま使い続ける事ができます。事実、私はシャツを捨てた事がありません。きれいなままキープできてしまうからです。

おかげで私のシャツは溜まっていく一方です。その為、シャツのローテーションも十分なのでさらにシャツが長持ちしてしまうという超好循環の繰り返しになります。

では、その汚れがついてしまった場合の対処法をお教えします。オキシドールとアンモニア水を薬局などで購入してください。非常に安価で手に入ります。大容量のものが欲しければ、ネットで買うのがいいでしょう。薬局には、小さい容量のものしか置いていない場合がほとんどです。

オキシドールにアンモニア水を1、2滴たらしてやれば漂白剤の完成です。市販の漂白剤でもよい気がしますが、市販の漂白剤には洗剤も入っていますので、洗濯の際にはいいですが、洗濯した後には適していません。

後は、歯ブラシなどで汚れた部分をたたいてやればOKです。綿棒などでもよさそうですが、歯ブラシでトントンとたたくのが一番効果があります。

私はこれでもいろんな方法を試しましたが、歯ブラシが一番効果があります。たぶん、歯ブラシの方が繊維の奥まで浸透して行くのでしょう。

ママはよく子供の上靴やカレーなどで汚れたポロシャツなどを私に依頼してきますが、そのような汚れもほぼ落ちます。汚れが酷い場合は、何度かに分けて繰り返し漂白してやればだんだん薄くなっていきます。

さらに強力に漂白したい場合は、ドライヤーの熱風をかけてやると化学変化が促進されます。私の場合は、いったん霧吹きで濡らしてから、弱めの熱でアイロンをかける事もします。どちらも効果は抜群です。

腕時計のステンレス製の金属ベルトの汚れを予防する一番効果的な方法

革ベルトやゴムベルトはシッカロールなどで予防できますし、シッカロールを塗っておけば汚れても、洗濯すればきれいに取れてしまいます。

しかし、腕時計のベルトがステンレスなどの金属製の場合、錆や黄色い油のような汚れが袖につく場合があります。この汚れはなかなか手強い場合があります。

そんなとき、腕時計の汚れが袖につくのを予防する一番効果的な方法は、ベルトをきれいにする事です。業者に頼むと結構値段がかかる気がしますが、自分でやれば、数千円できれいに出来ます。

腕時計の金属ベルトをきれいにする道具は、超音波洗浄機です。超音波洗浄機は、めがね屋さんでよく見かける、あの機械です。実は、超音波洗浄機は数千円で買えます。

しかも、何度も使えるので、腕時計をいつもピカピカに出来ます。

超音波洗浄機を買う場合は、腕時計用のホルダーがついている物を買いましょう。このホルダーがあれば、この超音波洗浄機を買うだけで腕時計の金属ベルトをきれいに出来ます。

腕時計が濡れてしまう事を心配するなら、腕時計の金属ベルトだけを外して、洗浄しましょう。

数百万円もする腕時計は別ですが、エントリーモデルの腕時計は、金属ベルトを簡単に外す事が出来ます。

この動画に出てくる道具は、数百円で購入できます。

ベルトが外せれば、後は簡単です。超音波洗浄機できれいにするだけです。はっきり言って、ものすごくきれいになります。きれいになったら、後はシッカロールのコーティングで十分汚れを予防できます。

おまけ 脇汗には脇汗パットを使うとスーツの脇が痛みません

脇汗パットは、シャツの黄ばみなどを予防するだけでなく、スーツやジャケットの脇も痛みません。おかげで私はスーツとジャケットが溜まっていく一方です。

脇汗パットは男性用のものもありますが、はっきり言って普通に購入できる女性用の脇汗パットで十分です。ママと共有できるので無駄がありません。

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